ブローチ金具の付け方

ブローチ金具の付け方はいろいろあります。金具の種類も様々です。ここに載っている方法以外にも考えられますので、参考にいろいろ試してみてください。
ブローチ金具を接着剤で貼り付ける
ブローチ金具を糸で縫いつける
安全ピンとペヨーテステッチを使う(1)
安全ピンとペヨーテステッチを使う(2)
ブローチ金具を接着剤で貼り付ける

金属・ガラス・陶磁器用のエポキシ系接着剤を使って貼り付けると簡単で丈夫です。(2液を混ぜ合わせるタイプです。)
ブローチ金具に平らな面がある場合は、この方法が使えます。その平らな面に接着剤を塗り、作品の裏側に貼り付けます。 作品の表面はデコボコしているので、接着剤が少なすぎるとうまく張り付かないことがあるので、隙間がうまる程度の量を塗る必要があります。
手芸店にも置いてあります。ホームセンターはさらに種類が多いです。透明度の高い商品を選ぶとよいでしょう。

ブローチ金具を糸で縫いつける
ブローチ金具を縫い付ける
後で金具を付け替えたり、作品を作り変えたりする可能性がある場合は、この方法にしておくとよいでしょう。
写真のように穴があるものとないものがありますが、方法は同じです。

(1)作品の裏側の適当な場所から糸を通し、何回か斜めにジグザグ通して糸が抜けないようにしてから、金具を縫い付けたい位置から糸を出します。
(2)金具を作品の裏側に置いて、金具の上を糸がまたぐようにして作品の編み目の隙間から針を作品の表に通します。
(3)表に出ている針の一番近いところにあるビーズを1つか2つ針ですくってその位置から作品の裏側へ針を通します。
(4)後は(2)と(3)を繰り返します。少しずつ場所を移動して縫いつけると、しっかりと固定できます。
 穴があいているタイプの金具の場合は、穴を利用して縫い付けます。
(5)糸の始末は、やはり斜め方向にジグザグと何回か通して、切ります。
糸が抜けるのが心配な場合は、最初に糸を通した位置まで戻り、その糸と縫い終わりの糸を結び、結び目を編み目の中に隠してから糸を切るという方法もあります。 (結び目は大きすぎると中に入らず、ビーズを壊してしまうこともあるので小さく作りましょう。)
完成
安全ピンとペヨーテステッチを使う(1)

作品の上の部分からペヨーテステッチで何段か編み、編み終わりの部分を作品の裏側に縫い付ける方法です。
少し難しく感じるかもしれませんが、とてもきれいに出来上がります

Step 1
Step 1.
作品の上側からペヨーテステッチで適当な長さ(ピンをくるむことが出来る程度)になるまで編み足します。
安全ピンより作品の幅が広いという場合は、右写真のように作品の少し内側から編み始めるとよいでしょう。
Step 2
Step 2.
ピンを作品の裏側に置いて、編み足した部分を作品の本体の編み目とぴったり重なるように折り曲げます。
折り曲げた部分のへこんだ部分にはまるように作品の本体のビーズに針を通します。
Step 3
Step 3.
折り曲げた部分のビーズでStep 2.で通したビーズの2列隣にあるビーズに針を通します。糸を引っ張って綴じ合わせます。
Step 4
Step 4.
Step 2.とStep 3.を繰り返していくと、右写真のようになります。ペヨーテステッチの形ができていれば大丈夫です。。
端まで綴じ合わせることができたら、糸始末をします。作品が大きくなって重さが気になる場合は、綴じ合わせた部分を何回か糸を通しておくと丈夫になります。
ネジ式安全ピン
安全ピンとペヨーテステッチを使う(2)

右写真のような頭の部分がネジ式で取り外せるタイプの安全ピンを使うと、(1)よりも少し時間がかからず個性的に仕上がります。
作ろ!ドットコムでは、「ネジ式安全ピン」の名前で売っていました。

Step 1. 作品の上側から両端に例えば4列ずつ適当な長さになるまで編み足します。
Step 2. (1)の手順と同様にして縫い合わせるとループが2つできます。
Step 3. ネジ式安全ピンの頭をはずして、先ほど編んだループの1つをピンに通し、好きなビーズを通して、最後にもう1つのループをピンに通します。(このピンは太いのでかなり穴の大きいビーズを用意する必要があります。)
完成。ちょっと変わった感じに仕上がります。

Step 1
Step 1
Step 2
Step 2
Step 3
Step 3
Step 4
完成
スペース